看護師資格の強みと転職を繰り返して知ったこと【適応障害⑰】

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前回は「初めてのパート勤務と看護師を辞めて気付いたこと」についてお話しました。

今回は病棟以外の看護師の職場についてです。

 

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看護師資格の強み

私のこれまでを数回に渡ってお話してきましたが、卒後約4年間でこれまで看護師・保健師として働いた会社は正社員で5ヶ所、パートで2ヶ所、短期のアルバイトで1ヶ所。

実質働いたのは2年にも満たない、とても短い期間です。

 

私には長く看護師・保健師をやってきた方と比べれば知識や技術、経験がとても少ない。

でも広く浅い知識、その職場における看護師の役割の違い、人が生活する場がたくさんあることを知っています。

ベテラン看護師さんから見れば、何もやっていない、知識や経験として深められていないような経歴でも、それは私にとっての強みだと思っています。

 

こんなに短い期間で退職したら、どこにも雇ってもらえないと思っている新卒看護師の方々に向けて伝えたい。

大丈夫!

やる気さえあれば他の職場にも絶対に受かります!

 

看護師はそれほどたくさんの求人があるのです。

引っ越しをしてもどの地域でも働ける、何歳になっても働ける、いつでも求人がある、就職が決まりやすい…

これが看護師という資格の強みです。

 

看護師を辞めたいと思ったときに考えてほしいこと

もう看護師を辞めたい、誰もが一度は思ったことがあると思います。

新卒看護師の場合は、最初の1年は特に辞めたいと思うことが多いでしょう。

 

でも、辞める前に考えてほしいことがあります。

あなたは看護師を辞めたいのですか?

それとも、その職場を辞めたいのですか?

 

たまたま初めて就職した職場・環境が合っていなかっただけかもしれません。

  • 同じ病院内で移動した同期はいませんか?
  • 辛くて看護師を辞めたいと相談したときに、師長や先輩、学校の先生に配置替えを提案されたことはありませんか?
  • 看護師に向いていないのではなく、急性期・慢性期、科が合っていない可能性はありませんか?
  • 学校の勉強で比較的好きな分野や、実習でなんとなく楽しい、興味があると思った分野はありませんでしたか?

人にはそれぞれ向き不向き、得意不得意があります。

まずは自分自身の性格や、興味のある分野を少しだけ振り返って考えてみて下さい。

 

 

看護師を続けるか、辞めるか

すぐに看護師を辞める決断をしなくてもいいんです。

資格は一生物、消えることはありません。

数ヶ月、数年後でもまた看護師をやりたいと思う時が来るかもしれない。

 

いまの職場で頑張り続けて体調を崩してしまったり、看護師をやりたくないと思ってしまうことの方が私は怖いと思います。

辛くなったら少しお休みしてもいい。

長い人生の中の夏休みだと思えばいいのです。

 

もちろん、看護師をやらない選択をするのもあなたの人生。

周りに何を言われようが関係ありません。

「看護師」という資格に縛られる必要はないのです。

 

看護師という仕事を、生活のための手段として割り切って働くことは悪いことではありません。

患者さんを安全・安楽に看護できれば、看護に対してものすごい情熱がなくても私はいいと思っています。

ワークライフバランス、QOLを大事にしなければ、良い看護はできないのではないでしょうか?

 

「試用期間」の考え方

NICUに勤めていたとき最初に辞めた同期に言われ、いまも覚えている言葉があります。

 

「早く辞めたら傷が浅くて済むから、早く立ち直れる」

「試用期間は会社が私たちを試している期間ってだけじゃなく、私たちが会社を試している期間でもあるんだよ」

 

そんな考え方はしたことがありませんでした。

実際にその同期は翌年公務員試験に合格し、保健師として働いていました。

 

試用期間のうちに辞めた方がお互いのためになる、という考え方も間違ってはいないと思います。

 

唯一、面接で落ちた職場

ここには書いていませんでしたが、NICUを辞めた後に保育園看護師のパートも採用通知をいただいていましたが、そのときは正社員で働きたかったので辞退しています。

私が唯一面接で落ちたのは、産休代替で短期の保健師のみ。

その面接では「そんなに離職者が多い職場でも辞めずにいた人はいたんでしょう?あなたは何か対策をしなかったのですか?」と言われ、すぐに落ちたなと思いました。

 

あの時の私にはその質問がとても意地悪に感じてしまったのですが、面接では当たり障りなく答えたつもりです。

結果として落ちてしまいましたが、勤めなくて良かった、私には合わなかったんだと思いました。

 

そのような質問をしなければならないような過酷な職場だったのかもしれません、絶対に辞めない強靭なメンタルを持った人を採用したかったのかもしれません。

質問の真意はわかりませんが、お互いに合わなかったということです。

 

面接に落ちたからといって自分自身の価値を否定されたわけではないので、落ち込む必要はありません。

その職場にはご縁がなかっただけなのです。

 

退職を繰り返して知ったこと

私はたくさん退職と転職を繰り返しました。

看護師に向いていないのでは?と思った人もいると思います。

でも、私は看護師の仕事は好きです。

とてもやりがいのある、素晴らしい職業だと思います。

 

たくさんの職場で看護を学んでわかったこともいっぱいあります。

学生の頃は急性期と小児に興味があったのですが、実際に働いて患者さんと接してみると興味のある分野が変わったのです。

学生の頃は苦手だった高齢者や障害者が好きになり、慢性期や療育、地域で暮らしていくための支援を学びたいと思うようになりました。

 

こんなに浅い知識や経験でも、看護は繋がっていることが実感でき、とても面白いと思えたこと。

自分自身を深く知るきっかけにもなったので、どんな経験も決して無駄にはなりません。

看護だけでなく人とのコミュニケーションの取り方や、見えない背景の考え方等、すべての経験が自分のプラスになりました。

 

病棟以外の看護師の職場

看護師の職場は病棟だけではありません。

クリニック、一般企業、施設、訪問看護、デイサービス、保育園、学校の保健室、看護学校の教員や実習インストラクター、健診センター、献血ルーム、派遣…

もちろん臨床経験3年以上等、条件のある求人もあります。

しかし、第二新卒歓迎の求人や、熱意・やる気をアピールすれば雇っていただける会社は必ずあるはずです。

 

看護師は人の命を預かる仕事。

たくさんの知識が必要だし、医学は日々進歩しているので生涯勉強を続けなければなりません。

そのため、時には歯を食いしばってでも頑張らなければいけない場面が必ずあります。

 

しかし、心身に不調が出るほど頑張り過ぎて体調を崩すくらいなら、逃げてもいいと思います。

保健師や助産師資格を取るためにまた学校に通う、転職する、看護師を辞めて違う仕事に就く…選択肢はたくさんありますし、選ぶのはあなたの自由。

 

あなたに合う職場、あなたが輝ける職場は必ずあるので、私の経験談で少しでも安心していただけたら嬉しいです。

 

 

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