コールセンターでの仕事と欠勤への考え方【適応障害⑥】

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前回は「休職中の生活と退職への決意」についてお話しました。

今回は初めてのコールセンターでの仕事と欠勤への考え方が変わった話です。

 

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コールセンターでの仕事

退寮し実家に引っ越してから1週間後、派遣の登録会がありました。

登録に行って勧められたのはコールセンターでした。

コールセンターには受信と発信があり、一番近い案件は発信のオープニングスタッフ募集だったので、とりあえずそこに申し込み。

 

数日後、派遣先の会社での集合研修。

発信はこちらからお客様に直接お電話して契約を取るため、料金プランなど細かいことが書かれた分厚い資料を渡され、それを基に進んでいきました。

 

初めての分野で頭がこんがらがりながらも、歳の近い同期に恵まれ、晴れて電話デビュー。

最初はとても緊張しましたが、フォロー体制が整っていたので徐々に業務に慣れていきました。

 

デビューして3週間くらい経った日、初めて契約が取れました。

知識が頭の中で整理されてきたのか、お客様の質問にもスムーズに答えられることが多くなり、少しずつ契約数が増えていく。

「楽しい」

素直にそう思いました。

 

時にはなかなか契約まで結び付かず、軽いスランプの様な状態になったこともありましたが、とにかく上司が熱い人で私に真剣に向き合ってくれたのです。

「こういう風に話したらいいよ」「このワードがいいよ」「たまにはこういうこともあるから落ち込まずに次に行こう」

ただのアルバイトなのにここまでしてくれて、この時の上司には本当に感謝してもしきれません。

 

お客様の心に響くワード、決め台詞、私の得意な営業スタイル…

少しずつ自分の中に知識が経験として定着してきたのか、それに伴って契約件数も安定してきました。

 

1日の獲得目標件数に合わせて毎日達成できるよう、温度感が高く次で契約に至りそうなお客様を自分の出勤日に合わせて分散させる。

毎日毎日、本当に楽しかった。

自己肯定感も上がったと実感していました。

 

このとき薬は全く飲んでいませんでした。

仕事が終わってからは同僚と飲みに行き、家に帰って寝る、朝起きてまた仕事に行く。

私にもできたのです。

私が思っていた“普通”の生活が。

 

仕事を休むということ

コールセンターは3ヶ月の短期アルバイトだったのですが、3月末に契約終了になるときは少し寂しかったです。

同期の中には契約更新をして、これからも同じ会社で働くという人も数人いました。

 

コールセンターという仕事は話を聞いてもらえずに電話を切られたり、電話をして怒るお客様もいらっしゃるのでストレスが強く辞めてしまう人も多かったです。

しかし私は看護師よりストレスは感じず、周りにも全くストレス感じてなさそうと言われていました。

 

看護師よりストレスはなく楽しかったとは言え、半年以上まともに働いていなかったこともあり、3ヶ月の契約期間中に2回欠勤してしまいました。

1度目は家から出て公共機関に乗ったのですが、会社の最寄駅で降りることができませんでした。

2度目は出勤前に気持ちが落ち込んでいる自覚があったので欠勤しました。

 

欠勤後に出勤することも私にとってはハードルが高く、1度目の欠勤後に出勤するときはすごく気が重かったです。

しかし、上司に

「みんな心配してたぞ」「昨日休んだ分はどこかで振り替えて出勤してくれれば評価にも影響ないから」「切り替えて行こう」

と言われ、すごく気が楽になり、言い方は悪いですが休むことへのハードルが少し低くなりました。

 

体調の悪い日は休んでもいい、その分振替出勤の日に頑張ればいいんだと。

休むこと=悪いことではない。

 

こうして短期のアルバイトを経験して少し自信を取り戻した私は、4月からまた病院に戻ることになりました。

 

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