休職中の生活と退職への決意【適応障害⑤】

何もない部屋
スポンサーリンク

 

前回は「新卒3ヶ月での適応障害の診断と休職」についてお話しました。

今回は休職中の生活と退職を決意するまでです。

 

スポンサーリンク

休職中の生活

仕事を休んだ数日はすごくゆっくり過ごしていた気がします。

何も考えずに、ただひたすらベッドで過ごしました。

外に出ることは怖くてだるかったため、食材の買い出し以外はひたすら引きこもって睡眠導入剤を飲む、寝る、食べる、また睡眠導入剤を飲む、寝る、食べるの繰り返し…。

 

そして復職が目前に迫ってきて、また職場への恐怖が蘇ってきました。

行きたくない、でも行かなきゃ、同期に置いていかれて差がつく、焦る、でも怖い、行きたくない…。

 

「私、何のためにいまここにいるんだろう」

自分の気持ちが全くわかりませんでした。

 

心療内科にはきちんと通っており、休職期間が終わる前の診察日。

医師はまた、休職が必要と診断書を書いてくれました。

 

この時はやはり安心した気持ちの方が強かったのですが、診断書を出しに職場へ行くことを考えた途端、また恐怖が襲ってきました。

行きたくない、師長に電話したくない、職場の人に会いたくない、怖い、でも診断書を出さなきゃ、無断欠勤はできない…同じ思考のループ。

悩みに悩んだ私は、いまでは考えられない行動をとってしまうのです。

 

それは、病院の総合受付の人に診断書を渡したいという直談判。

受付の人も相当困ったと思います(笑)

 

でも当時の私にはそれが精一杯だったのです。

その後結局師長に呼び出され無事に診断書を渡すことができたので、良かったのですが。

 

病名変更と服薬コントロール

その後も同じような引きこもり生活を過ごし、心療内科の日。

医師は私の病名を適応障害ではなく、双極性感情障害Ⅱ型へと変えました。

 

いわゆる躁うつ病、これは躁病と鬱病を繰り返す障害です。

双極性感情障害にはⅠ型とⅡ型があるのですが、Ⅰ型は躁病を伴い、Ⅱ型は軽躁病を伴います。

 

双極性感情障害と診断されたとき、正直かなりショックでした。

双極性感情障害は薬を飲み続け、生活できる状態をコントロールしていくしかないことを知っていたからです。

 

母とは電話でやり取りをしていましたが、双極性感情障害の診断には疑問を持っていたようで、薬の服用を拒否する発言がありました。

母の意見を聞いて、私は薬を飲むのを辞めました。

 

睡眠導入剤や抗不安薬はその時々に合わせて飲んでいたのですが、引きこもって過ごしているせいか、徐々に眠りにくくなってきたのもこの時期だったと思います。

眠りたいときに眠れず、辛く、イライラしていた私は間違った薬の服用を始めてしまったのです。

 

OD、オーバードーズと言う、薬の過剰摂取。

医師の指示の2倍から4倍程服用するようになりました。

ODした後はぐっすり眠れ、そのときの嫌な現実から逃げられることが癖になってしまったのです。

 

母にはODの件は伝えていなかったのですが、ある日電話でこう言われます。

「働きたくないって言ったって、働かなきゃご飯食べていけないんだよ」

この瞬間涙が溢れてきて、泣きながら訴えました。

 

「働くことがこんなに辛いなら、ご飯なんか食べなくていい」と。

そこで母も私の異変に気付いたのか、仕事辞めて帰っておいでと言ってくれたのです。

 

物凄い罪悪感でした。

私は出来損ないだと。

みんなが普通にできることが、私にはできないんだと。

 

病院の規定で休職は6ヶ月と決まっていたので、あと1.2ヶ月程で復職するか退職するか決めなければならない時期が迫ってきていました。

ここでようやく私は休職期間が終わったら、退職することを決められたのです。

 

配属人数の真相

休職期間中も同期とはずっと連絡を取っていました。

8人いた同期のその後は…

 

外来に異動になった同期は退職、1人は異動、1人は退職、もう1人は私の退職後に退職が決まっていました。

NICUが他の科より配属人数が多い理由、それは例年半分残ればいい方と言われているため、欲しい人数の倍、配属させるからでした。

 

やっとできた退職の決意

退職の決意を固めた後はすぐさま実家に帰り、新しい就職先を探すため出身大学へ相談に行きました。

ちょうどいいタイミングで実家から通える公立病院の看護師を募集していたので書類を郵送し、一般常識、小論文、面接と進み無事採用となりました。

中途採用にはなるのですが現在休職中であることは隠して、3月に退職するので4月の新卒者たちと一緒に研修からスタートしたいとお願いし、病院の寮へと戻りました。

 

師長、看護部長との最後の面談で復職は難しいので退職したいと伝え、年明けに退寮することが決まってからは随分気が楽になったのを覚えています。

退職を決意してからは少し前向きな気持ちになっていたので、年明けから4月の入職までにリハビリがしたいと思い、派遣のアルバイトに応募して登録会の予約も取りました。

このアルバイトに応募したことで私は自信を取り戻していくことになるのです。

 

コールセンターでの仕事と欠勤への考え方【適応障害⑥】
元看護師の適応障害の発症と経過⑥

 

 

コメント