あなたの爪は、ピンク色で表面はつるっと健康的な状態ですか?
「爪の表面がでこぼこしているから治したい」
「爪のでこぼこが恥ずかしいから隠したい」
爪の表面がでこぼこしていると、ネイルで隠したいと思う方も中にはいるかもしれません。
しかし、爪がでこぼこしていても、ネイルはできるのでしょうか?
答えは、爪の状態によってはできます。
しかし爪がでこぼこしている原因が爪水虫などの疾患であった場合は、皮膚科で治療してからでないとネイルをすることはできません。
爪がでこぼこしていてもネイルができるのかは、爪がでこぼこしている原因によるのです。
セルフネイルが趣味で皮膚科での勤務経験もある私が、爪がでこぼこしている原因とケア、綺麗にネイルするコツをご紹介します。
爪がでこぼこしててもネイルできる?
爪がでこぼこしていても、ネイルはできます。
ただし、爪になんらかの疾患がある場合、健康じゃない爪にネイルをすることで爪のでこぼこが悪化する危険性もあるので注意が必要です。
ネイルサロンに行く場合
爪や皮膚の状態によって、ネイルができる場合とできない場合があります。
電話で確認しても実際の爪の状態を見ないと判断できないので、ネイルサロンに行って施術できるか聞いてみるしかないでしょう。
ネイルをすることで爪の状態が悪化するのが怖い方は、先に皮膚科を受診して爪に病気がないか診察してもらうと安心です。
どうしても爪を綺麗にしておきたいときは、自分の爪に合わせたネイルチップを作ってもらうのも良いかもしれません。
セルフでジェルネイルやマニュキュアをする場合
セルフでジェルネイルやマニュキュアをする場合、自分で爪の状態を判断するのは難しいでしょう。
爪に何かを塗るだけで、爪には負担がかかります。
そのため特別な理由がない限り、ネイルはしない方が安全かもしれません。
そもそも爪がでこぼこする原因は?
爪がでこぼこしている状態は、大きく4つの状態に分類できます。
- 爪に縦線が入っている
- 爪に横線が入っている
- 爪に小さな穴が開いている
- 爪が湾曲している
それぞれの状態によって、爪がでこぼこする原因は異なります。
爪に縦線が入っている
爪に縦線が入ってでこぼこしている場合、主に加齢が原因と言われています。
また、乾燥や血行不良が原因の場合もありますが、縦線が入っているだけであればネイルができることが多いです。
爪に横線が入っている
爪に横線が入ってでこぼこしている場合、ストレスや栄養不足、爪へのダメージが原因と言われています。
爪を強くぶつけてしまったり、甘皮の処理をしすぎてしまった場合などです。
爪に小さな穴が開いている
爪に小さな穴が開いてでこぼこしている場合、乾癬や円形脱毛症などが原因となります。
乾癬が原因であった場合、ネイルはできないので、皮膚科を受診して治療することが最優先です。
爪が湾曲している
爪が湾曲してでこぼこしている場合、栄養不足や内臓疾患が原因の可能性があります。
鉄分や亜鉛を摂取したり、バランスの取れた食事を意識しましょう。
爪のでこぼこを治すにはどうしたらいいの?
爪のでこぼこを治すためには、爪の状態に合わせたケアが必要です。
- ネイルオイルやハンドクリームでの保湿
- 指をマッサージする
- 食器洗い等はゴム手袋を使う
- 栄養バランスの整った食事を摂る
- 規則正しい生活をし良質な睡眠をとる
- ストレス発散を心がける
ネイルオイルやハンドクリームでの保湿
爪のでこぼこの原因が乾燥の場合、ネイルオイルやハンドクリームで保湿してあげましょう。
指先をマッサージする
ハンドクリームやネイルオイルを塗ったとき、ついでに爪回りや指先をマッサージすることで血行が良くなります。
食器洗い等はゴム手袋を使う
水仕事のときにはゴム手袋を使用し、その後に保湿をしてあげると乾燥対策に効果的です。
栄養バランスの整った食事を摂る
栄養不足が原因で爪がでこぼこしている場合、たんぱく質やビタミン、鉄分や亜鉛を摂取すると良いでしょう。
規則正しい生活をし良質な睡眠をとる
睡眠不足や質の悪い睡眠は、爪にも健康にもよくありません。
そのため規則正しい生活を心がけることで、健康的な爪になりやすくなります。
ストレス発散を心がける
爪のでこぼこは、ストレスが原因の場合があります。
ストレスを溜めることは爪だけでなく、健康のためにもよくありません。
趣味や運動などで、適度なストレス発散を心がけましょう。
でこぼこの爪に綺麗にセルフネイルするコツ
爪がでこぼこになる原因やケアの方法はわかりましたが、それでもどうしてもネイルしたいときがありますよね。
その際にでこぼこの爪を隠して、綺麗にセルフネイルするコツをご紹介します。
セルフジェルネイルのコツ
爪の表面がでこぼこしていると、ジェルを乗せてもでこぼこしてしまい、綺麗に仕上がりません。
そのため、でこぼこがなくなるまで爪を削ってしまう方がいるかもしれませんが、爪の健康のためにもその方法はおすすめしません。
サンディングは軽く爪の表面に傷が付く程度にし、ベースジェルを2度塗りすることで爪表面のでこぼこを埋めてあげるのがコツになります。
へこんでいる部分に多めにジェルを乗せて、平らに仕上げるのです。
必ず爪を横から見て、でこぼこが埋まっているか確認して下さいね。
マニュキュアのコツ
マニュキュアを塗る前に、スポンジファイルなどで優しく爪表面を磨いてあげましょう。
あくまで軽く磨くだけで、削ってでこぼこをなくそうとしてはいけません。
マニュキュアを綺麗に塗るコツは、マニュキュアの色選びにポイントがあります。
でこぼこの爪に塗るマニュキュアは、ラメ入りの透明感がある色がおすすめ。
透明感があるラメ入りの色を選べば、光の加減ででこぼこが目立たなくなるからです。
爪がでこぼこしててもネイルできる?セルフネイルやネイルサロンはダメ?【綺麗にする方法やコツ】まとめ
爪がでこぼこしていても、爪の状態によってはネイルはできます。
しかし爪がでこぼこしている原因が爪水虫などの疾患であった場合は、皮膚科で治療してからでないとネイルをすることはできません。
爪がでこぼこしている原因を知って適切なケアをすることで、爪のでこぼこは綺麗にすることができます。
爪の状態によっては爪のでこぼこが悪化する危険性もあるので、ネイルをする際は注意して下さいね。