「看護師として卒後3年は病棟で経験を積まないといけないのに、夜勤が辛い」
「急変対応が苦手で、ルーチンワークだけをやりたい」
「残業が多くて休まらないから定時で帰りたい」
あなたはこのような理由で転職したいと思っていませんか?
そんなあなたに、日勤のみで残業なし健康な人が対象の「検診・検診センター」はどうでしょうか?
検診・健診センターでの看護師の仕事内容や、1日の流れについてご紹介していきます。
検診・健診センターとは
検診・健診センターは身体の検査をするところですよね。
しかし、「検診」と「健診」の違い、きちんと理解していますか?
「検診」と「健診」を勘違いしたまま転職してしまうと、思っていた仕事内容と異なる場合があるので注意しましょう。
検診とは
検診は検査することが目的で、ガン検診(胃がん、大腸がん、肺がん、子宮がん、乳がん等)や歯科検診などがあります。
特定の臓器を検査して、病気の早期発見・早期治療する「二次予防」の検査となります。
健診とは
健診は健康診断の略です。
健診には、会社で行う定期健康診断や特定健診(特定健康診査)があります。
血圧や血液検査をして、身体が健康かどうかを調べる「一次予防」の検査となります。
検診・健診センターに転職した看護師の仕事内容
- 問診
- 身長・体重測定
- 血圧測定
- 視力・聴力検査
- 採血
- その他検査の実施
- 診察介助(乳がん・子宮がん検診等)
- 保健指導
- 検査予約の受付
- 検査結果のチェック
検診・健診センターは「病気がないかどうか調べる施設」なので、基本的には健康な人が対象となります。
そのため対象は「患者」ではなく「お客様」になるため、接遇には厳しいところが多いです。
検診・健診センターで働く看護師の1日の流れ
8:50 出勤、着替え
9:00 勤務開始
12:00 お昼休憩
13:00 午後の業務開始
16:00 勤務終了
※検診・健診センターはその日によって自分の担当の部署があり、午前・午後で担当の部署が異なることがあります。
検診・健診センターはスピード勝負。
採血の数は病棟やクリニックとは比較にならないほど多く、手技にスピードと正確さが求められます。
そのため採血に苦手意識がある人は、かなりのプレッシャーを感じてしまうかもしれません。
また医師の診察介助についた場合、午前と午後で担当の医師が違うこともあります。
担当の医師によってやりやすい方法が違うので、手順やタイミングなど覚えるまでは少し混乱してしまうかもしれません。
検診・健診センターの看護師は、基本的に残業はありません。
しかし、病棟と違い歩き回ることがなく、立ちっぱなしでの業務が多いため身体的に疲れを感じる人もいるようです。
検診車での巡廻検診・宿泊を伴う出張健診について
検診車での巡廻検診・宿泊を伴う出張健診が仕事内容に含まれている場合は、検診・健診実施場所によって時間や1日のスケジュールが異なります。
早朝からの勤務が多くなるので勤務時間が不規則になるのが辛い人や、必要物品を持ち運ぶのが大変と感じる人もいます。
しかし、検診車での移動が楽しいと感じる人もいるので、検診車での巡廻検診が仕事内容に含まれても良いのか考えておくと良いでしょう。
宿泊を伴う出張健診が仕事内容に含まれている場合、場所が遠方であったり出張日数が多くなってしまうこともあります。
そのため家庭との両立がしたくて転職をする場合は、求人での仕事内容をしっかり確認しておいた方が良いと思います。
検診・健診センターへ転職した看護師の仕事内容と1日の流れまとめ
検診・健診センターでの仕事は、対象が患者ではなくお客様になるため、接遇には厳しいと思います。
また回転率も求められるので、採血などはスピード勝負。
病棟やクリニックとは違う緊張感や、プレッシャーを感じることもあるかもしれません。
しかし、ほとんどがマニュアルに沿った仕事になるので、ルーチンワークが得意な人には向いている職場と言えるでしょう。
「病棟以外に転職したら、知識や技術が衰えそう」
そんなあなたは、検診・健診センターに転職することを検討してみるのも良いかもしれませんね。
検診・健診センターでは採血のスキルは必須なので、むしろ上手になると思います。
また最新の検査方法の介助を勉強できたり、予防についての知識を学ぶことができるので、一概に病棟に比べて知識や技術が衰えるとは言えないでしょう。
検診・健診センターでの仕事は即戦力を求められますが、求人によっては臨床経験が少なくても応募できることがあります。
しかし、検診・健診センターの求人は少なく、経験年数が少なくても応募可の求人はさらに少ないです。
そのためハローワークでの求人検索と並行して、看護師転職サイトにも登録して常に最新の求人をチェックしておきましょう。