看護師の仕事が辛い…辞めたいときに考えてほしい4つのこと【精神的に落ち込んでいませんか?】

仕事が辛くて辞めたい看護師
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看護師という仕事は辛いですよね…。

新卒看護師に限らず、看護師を辞めたいと思っている人は多いです。

あなたもそのひとりではないですか?

「いま看護師を辞めてもどこにも雇ってもらえない」

「新卒で就職した科で臨床経験3年積まないとキャリアに影響してしまう」

「こんなに忙しい中で転職活動なんてできない」

「師長に相談したけど辞めさせてもらえない」

こんな風に思っている方も大丈夫です、安心して下さい。

看護師の仕事が辛くていまの職場を辞めても、また看護師として雇ってもらえる職場は必ずあります。

 

私は卒後約4年間で看護師・保健師として働いた会社は正社員で5ヶ所、パートで2ヶ所、短期のアルバイトで1ヶ所の転職経験があります。

転職を繰り返すうちに、看護師の仕事が辛くて辞めたいときに考えた方が良いことに気付きました。

 

  1. 看護師を辞めたい理由を整理する
  2. 看護師を辞めたい理由を分類する
  3. 看護師を辞めたい理由は自分で解決できるか
  4. 看護師を辞めた後のことを考える

看護師の仕事が辛くて辞めたいと思ったときには、一度冷静になってこれらのことを考えてみて下さい。

 

看護師を辞めたい理由を整理する(例:看護師の仕事が辛い)

まず最初に考えてほしいのは「なぜ看護師を辞めたいのか」です。

看護師を辞めたい理由を紙に書き出したり、スマホのメモに打ち込んでみて下さい。

 

できましたか?

できたら次のステップに進みます。

 

看護師を辞めたい理由を分類する

看護師を辞めたい理由が書き出せたら、辞めたい理由を3つのグループに分類します。

  1. 自分の気持ちや身体の状態
  2. 職場の先輩や同僚、診療科などの環境
  3. 給与面や休日数などの勤務条件

自分の気持ちや身体の状態

【例】看護師の仕事が辛い、勉強したくない、やりたいことが他にある、身体になんらかの症状が出ている(眠れない、食欲がない等)

⇒看護師を続けられないような気持ちであったり、身体に症状が出ている場合は、辞める休む

身体に症状が出ている場合は病院受診を検討して下さい。
あなたは充分頑張っているので、その症状や気持ちは甘えではありません!

職場の先輩や同僚、診療科などの環境

【例】人間関係に問題がある、診療科がどうしても合わない(慢性期・急性期含む)

⇒いじめや苦手な先輩がいたり、どうしても科が合わない場合は、部署移動転職

給与面や休日数などの勤務条件

【例】夜勤が辛い、(サービス)残業が多い、給料が少ない、契約内容が違う

⇒夜勤が身体的にきつかったり、残業が多すぎて疲れてしまっている、勤務条件に不満がある場合は転職

病棟以外への転職を考えても良いでしょう。

 

 

看護師を辞めたい理由は自分で解決できるか

仕事を辞めたい理由が解決できる場合もあるので、いまの状況を変える努力も必要になります。

例えば勉強。

看護師に限らず、社会人として仕事をする上で勉強は不可欠です。

 

看護師は特に多くの知識・技術が必要で、新卒のときに学ばなければならない知識・技術は膨大な量になります。

しかし今後も看護師として働いていくためには多かれ少なかれ勉強はしなければならないので、「勉強したくない」という理由だけで辞めたいのであれば、それは考え直してほしいと思います。

 

このように自分の努力で解決できる問題の場合、まず解決に向けて必要なことは何か考えてみて下さい。

職場の環境や雇用条件は自分の努力だけではどうにもできないことが多いので、その際は部署移動・転職を検討した方が良いと思います。

 

看護師を辞めた後のことを考える

看護師を辞めたい理由を分類したが自分では解決できなかった場合、辞めた後のことを考えて下さい。

いま看護師の仕事を辞めたら経済的に苦しい

奨学金を借りていたり、お礼奉公の期間がまだ残っている。

また、病院の寮に入っていて次に住む家が決まっていない、一人暮らしだが貯金がない。

奨学金の建て替えも、住む家も実家には頼れない…。

 

⇒このような場合は、有給を使って少しお休みするか、転職先が決まってから退職した方が良いです。

経済的な問題は大きなストレスになります。

 

いま看護師の仕事を辞めても近い将来、もっと苦しくなるのであれば元も子もありません。

有給が使えない、休みたいと言い出しにくい場合は、心療内科やメンタルクリニック等で診断書を書いてもらうとスムーズにお休みできます。

いま看護師の仕事を辞めても経済的に問題ない

1.2ヶ月分の生活費がまかなえるくらい貯金がある、実家に帰れる、実家から金銭的援助を受けられる。

⇒このような場合は、限界であればすぐに辞めてしまっても問題ありません。

もちろん次の転職先が決まっていた方が安心ですが、少しお休み期間が必要な場合もあるので、自分がやりたいようにしてかまいません。

 

大前提として、いま精神的に落ち込んでいないか

「看護師の仕事が辛くて辞めたいと思ったときに考えてほしいこと」を4つ挙げました。

しかし大前提として、精神的に落ち込んでいない状態で考える必要があります。

 

看護学生時代に習ったと思いますが、うつ病など精神的に落ち込んでいるときに大きな決断をしてはいけません。

考える力や判断力が鈍っているからです。

 

仕事を辞めたり、転職することは大きな決断になります。

精神的に落ち込んでいたり不安定なときには決断せず、有給を使ったり休職したり少しお休みする方法を考えて下さい。

自分が精神的に落ち込んでいるかどうかわからない人は、一度心療内科やメンタルクリニック等を受診して相談してみても良いかもしれません。

 

 

看護師の仕事が辛い…辞めたいときに考えてほしい4つのこと【精神的に落ち込んでいませんか?】まとめ

看護師の仕事が辛くて辞めたいと思ったときに考えてほしい4つのこと
  1. 看護師を辞めたい理由を整理する
  2. 看護師を辞めたい理由を分類する
  3. 看護師を辞めたい理由は自分で解決できるか
  4. 看護師を辞めた後のことを考える

 

これは私が新卒で看護師を辞めたときの状況を振り返ったときに、考えておけば良かったと思ったことです。

 

当時の私は適応障害になっていたので、あまり深く物事を考えることができませんでした。

先のことをもう少し考えておけば良かったな、という後悔も少し残っています。

 

あなたは、良く考えて後悔のない退職、転職ができますように…。